こんにちは!キヤマペイントです!

今回は今最も売れてる塗料の話題のラジカル制御型塗料についてご紹介致します。

先日他社の塗装屋さんからラジカル制御型塗料シリコンなら20年持ちます言われたのですが本当ですか?とのお問い合わせがありましたのでズバリ解説していきたいと思います。

外壁劣化のメカニズムとラジカルコントロール技術

汎用塗料従来の汎用塗料は紫外線、酸素、水などの影響で塗膜の中に劣化因子(ラジカル)が発生し、結合材として使用される樹脂の結合が破壊され、塗膜劣化の原因となっています。その劣化因子を発生、増加させる原因の一つが顔料として一般的に使用される無機酸化物です。

画引用:SK化研(エスケープレミアムシリコンカタログより)

ラジカル制御型シリコン塗料は20年もつ?

塗料の中に光安定剤を投入することによりチョーキングなどの劣化を遅らせましょ

うとのことですが、大手各メーカー3社が宮古島での検証をしたところ。。。。どの

メーカーも15年は持たないと結果が出ております。

 

初期チョーキングに関しては一般的なシリコン塗料とほぼ同時期にはじまり、

一般的な塗料は3年目から塗料の劣化が始まり(耐用年数8~12年程)

ラジカル制御型塗料は6年~8年間ほどはほぼ変わらず

ある期間をすぎてから劣化のスピードが徐々にはやまり耐用年数的にはほとんど余り変わらない結果となっております。(耐用年数8~12年程)

一般的な塗料に比べて、ラジカル制御型塗料の最大の違いは、化学反応を利用して塗膜の硬化時間を制御できることです。従来の塗料は、主に塗料中に含まれるソルベントを蒸発させて、塗膜を硬化させることが一般的でしたが、ラジカル制御型塗料は化学反応で硬化するため、一定レベルの時間で硬化が調整できます。

ラジカル制御型塗料の主な優れた点は、以下の通りです。

・塗膜の高い耐久性:硬化時間が調整可能であるため、塗膜が硬化するまでの保護期間を延長させることができ、塗膜の厚みを増すことができる。

・美的優位性:硬化時間を調整することで、塗膜や色彩の美しさを増すことができます。

・施工効率:塗料の塗られた表面が早く硬化するため、作業可能時間が延長され、スピードが上がります。

一方、ラジカル制御型塗料の主なデメリットは、以下のような点です。

・価格が高くなる

・塗装に必要な材料や技術も増え、施工がより難解になる

・若干時間がかかるという欠点はある。

以上のように、ラジカル制御型塗料は、硬化時間を調整することができ、美的な点や性能面において優れている反面、価格・技術面においては一般塗料に比べて多少のデメリットがあると言えます。施工する際には、使用目的に合わせて、適切なタイプの塗料を選択することが重要です。

 

ポイント

ラジカル制御型塗料は

●3年目から初期防汚~

●8年目くらいまで緩やかな劣化

●8年目~一気に低下が始まる。

●8年目~徐々に吸水する可能性があります。

結論

宮古島に結果から言うと15年持つ塗料にはなってません。

ですからシリコン塗料(ラジカル含む)で20年以上持ちますなどの営業は嘘です。

※フッ素なら18年~22年耐用年数

そんななか当社おススメ塗料は

菊水化学:水系ファインコートフッ素、カタログ

になります。

 

詳しくは是非一度お問い合わせください。

 

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